雑記

管理職とは?定義からその役割を理解し魅力的になれ!!

こんなお悩み解決します。

管理職の定義、役割ってなに?
・一般職とどう違うの?
・管理職の業務ってなに?
・必要なスキルってある?
・やっちゃいけないNG行動は?

サラリーマンであれば「管理職」って言葉は誰しもが耳にします。

しかしその定義や役割をちゃんと認識してる人は、実は意外いに少ないんですよね。

この記事では、これから管理職になる人や目指す人
すでに管理職として働いている人に向けて
管理職の定義と役目を専門用語なしで分かりやすく解説します。

私は大手テレビ通販会社で4年以上、管理職として勤務しています。

最初の頃は何をしていいのか全く分からず上司に言われたことだけをこなしていました。
ですが管理職の役割をしっかり認識することで、自分のすべきことが明確になり
社内で最高評価を受ける程に成長することができたのです!!

この記事を読んでいただければ管理職としての心の軸ができます。

自ら業務提案・改善ができ上司や部下からも信頼される
「魅力的な管理職」になれますよ。

記事前半では管理職の定義と役割について、後半では必要スキルとNG行動を解説するので、

ぜひ参考にしてください!!

もくじ

管理職の定義・役割って?

管理職とは会社の目標を達成するために、部下・チームを指揮管理する人のことを言います。

一般的には「部長、次長、課長、係長、主任」
最近では「ディレクター、マネージャー、スーパーバイザー、チームリーダー」などの呼び方もありますが
会社内で一定の決定権を持っている人が管理職と言えます。

会社ごとで名称も違えば、期待される働き方も少し違ってきます

「部下の目標達成に向けてサポートする人」
「評価を決定して給料上げられる人」
「勤務形態(シフト)を作成・見直しをする人」
「会社の目標を伝えてる人」

と認識しておけばOKです。

豆知識

管理職によって業務・権限・労働態様・待遇などが、
労働基準法における「管理監督者」にあてはまる場合、
労働時間や休日に関する規定が適用されません。
簡単に言うと毎日長時間、休みなしで働いても
お給料は変わりませんよ〜ってことです。

必ずしも管理職=管理監督者というわけではありません。

管理職と一般社員の大きな違い

管理職と一般社員の最も大きな違いは、

中心となる人が「個人」にあるか「組織」にあるかなんですよね。

それぞれ解説します。

♦管理職

管理職はチーム(部門)メンバーが継続して
成果を上げていくことを求められる立場です。
チームメンバーのことを1番に考え、
スタッフ一人ひとりのスキル・パフォーマンスを向上させ、
チーム全体で目標達成に向け突き進むことが評価につながります。

♦一般社員

一般社員は個人で上げた成果が評価されます。
他のスタッフが売上を伸ばしても自分の給料は増えないですよね。
他のチームメンバーの働きは知ったこっちゃなく参考程度にすればOKなんです。

役員

役員は業務や部門にとらわれず、企業全体を見ることが必要とされる役職です。
会社全体で掲げる目標の達成、企業の問題解決に対して責任を持つ重い立場ですね。

会社によって名称や役割の違いはありますが
「会長、社長、副社長、専務」など、
あまり現場にいない人達が上げられます。

管理職の業務は大きく分けて6つ

管理職のメインとなる業務内容は大きく分けて6つあります。

業務内容6つ

①目標の管理と育成
②人事評価
③業務改善
④人員配置と採用
⑤予算管理
⑥労務管理

それぞれ説明して行きますね。

目標の管理と育成

管理職はチームスタッフを教育・育成する役割があります。

目標の立て方から、その目標がただのスローガンとならないよう
定期的に話し合い進捗を確認します。

スタッフが自分の強みを活かせているか、
目指すキャリアに向かってスキルアップできているか
にも気を配り相談に乗ることが重要です。

足踏みしている様でしたらアドバイスし背中をおしてあげましょう。

注意ポイント

すぐに答えを教えるのではなく、自分で考えさせるのがベスト!!

目標を設定する際は「SMARTの法則」の活用をお勧めします。

以下を満たした目標設定で各スペルの頭文字をとっています。

SMARTの法則

Specific(具体的な)
Measurable(測定可能な)
Assignable(誰がやるのか割り当て可能な)
Realistic(現実的な)
Time-related(期限が明確な)

その他スタッフのモチベーションを引き上げたり、
健康状態に気を掛けたりすることも管理職には求められます。

人事評価

管理職は自身のチーム(部門)の各スタッフに対し評価を下します。

企業にもよりますが、最近ではあるべき姿を目標とした「定性的目標」

実績を成果とした「定量的目標」の2つの側面から評価してますね。

業務改善

既存業務の見直しも管理職の務めです。

あたりまえの様に行ってきた業務に対して疑問点を持つようにします。

少しづつでいいので「より効率が上がる」という視点で改善して行きましょう。

こういった気付きはいつも現場にいるスタッフが持っているので

日ごろからの何げないコミュニケーションが重要ですね。

人員配置・採用

各スタッフの長所・短所を把握する必要があります。

例えばAさんは営業が得意、Bさんは資料作成に優れている、Cさんは教え方がうまい!などなど、

その人の得意を伸ばせる人員配置や足りない穴を埋める採用が優秀なチーム作りへの近道です。

予算管理

チーム(部門)に割り振られた予算管理もします。

必要な備品やツールの購入など、予算内に収まるようにうまくコントロールします。

また予定外の出費が必要になった場合に、なぜそれが必要なのか?
それを導入した場合に会社に対してどの様なメリットが生まれるのか?

役員を納得させるプレゼンもしますね。

労務管理

安全第一です!

皆が安全にお仕事ができるよう、その環境づくりも管理職の役割ですね。

具体的には、過度な労働時間にならない様に適切な業務の振り分けや
コロナ禍における衛生面の強化を整備します。

その他、何か有事の際に会社の用意する福利厚生を活用できるよう知っておく必要もあります。

経営陣の考えを共有

役員と一般社員をつなぐのも管理職の役割です。

役員会議などで決定した事項を分かりやすく理解できる様にかみ砕いて自分のチームに伝え、それを実行させるよう働きかけます。

日頃から経営理念をスッタフに浸透させることはもちろんのこと、

自身も経営理念や行動指針にあった行動を取ることが大切ですね。

管理職に必要とされる能力は3つ

管理職に求められるスキルは3つと言われることが多いです。

一個づつ説明しますね。

専門的な知識・技術(テクニカルスキル)

業務遂行に欠かせない知識や技術などのことで「テクニカルスキル」と言ったりします。

職種や業務内容、自分の立ち位置によってテクニカルスキルの内容は様々ですが、

管理職の場合は、会社やチーム全体をマネジメントする能力

人事評価スキルなどがこのスキルに当てはまりますね。

コミュニケーション能力(ヒューマンスキル)

お互いの関係性を良好なものにする能力のことですね。

仕事仲間一人ひとりの個性を分析・理解し
それぞれに適した言動や行動でアプローチをするのがこのヒューマンスキルです。

管理職の場合は部下への対応力・説得力が求められ

個人からチーム(部門)を目標達成に導く力がヒューマンスキルとして求められます。

本質を見抜く能力(コンセプチュアルスキル)

物事の本質を見極める能力のことです。

知識・情報・経験などを組み合わせ問題や課題の根っこ部分を把握する能力「コンセプチュアルスキル」と言ったりもします。

物事を広い視野で見つめ冷静に判断し
会社や下請け企業・お客様などの目線で解決策を決めたりと
管理職の中でも経営層に近い立場ほど求められる傾向にあります。

管理職がやってはいけないNG行動3つ

管理職として絶対やってはいけない行動3つです。

1つでもやってしまうと管理職として致命傷を負いますので常に意識して下さい。

発言と行動があっていない

ダメな管理職は、言うことと行動が一貫していません。

例えばいつも「社内はキレイに!」って言うくせにゴミを一切拾わな上司・・

発言がコロコロ変わって言葉に力がなく、言うこと全てが信用されません。

こう言った上司の話は無限に出てきますよね・・

自分がやってもいない、出来もしない行動を押し付けてはいけません!

スタッフに対し、こうあって欲しいと思う姿を自分の行動にうつして下さい。

その姿を見せれば不思議と自然に真似るスタッフが出てきます。いやマジで!

自分の利益を最優先にする

スッタフの素晴らしいアイデアを立場を利用しいつの間にか横取り⁉︎したり

何かしらのミスが発生したとき「責任とるの俺だよ」という発言や

「ちゃんと指導したんですがね」「言ったんですけどね」とか

責任回避に走るのは 絶対NGです!!

チーム(部門)で起きた良いこと悪いこと全てが自分の責任だとしっかり自覚しましょう。

現場を知らない、知ろうとしない

現場のことを知らないのはお話になりません。

なぜならスタッフの話が理解できないからです。

管理職になって管理業務が増えたからと言ってデスクでパソコンばっかり、
他部署からの異動で管理職になったのならなおさらです。

現場での出来事を理解しているからこそ相談にのったり、
アドバイスも可能になるので現場へは足を踏み入れましょう。

そこで注意点!!

時々顔を出す程度ではNGです。
ただウザがられます。

具体的には、視察を週に2〜3度決められた時間に設けるか
ガッツリ研修期間(現場体験)を1ヶ月ほどつくるか

やり方はいくらでもありますが、とにかく現場の状況は知って下さい!!

スッタフからの信頼はめっちゃ上がりますよ。

まとめ

この記事のおさらい

・管理職の定義と役割
目標を達成するために、部下・チームを指揮管理する人

・管理職と一般職の違い
管理職と一般社員の最も大きな違いは、中心となる人が「個人」にあるか「組織」

・管理職の業務内容6つ
①目標の管理と育成
②人事評価
③業務改善
④人員配置と採用
⑤予算管理
⑥労務管理

・管理職に必要なスキル
テクニカルスキル
ヒューマンスキル
コンセプチュアスキル

・管理職NG行動3つ
発言と行動が合っていない
自分の利益を優先する
現場を知らない、知ろうとしない

ここまで読んで下さりありがとうございます。

管理職とは、会社の目標を達成するためにチームの一人ひとりを指揮・管理する職位のことです。

管理職の定義・役割・業務をしっかり理解することで
自分のやるべき業務が明確になりブレずに突き進むことができます。

管理職を目指す人も、既に管理職として活躍している人も
改めてその役割や仕事について認識し
より「魅力的な管理職」を目指しましょうね!!

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